きゅうりのピクルス

きゅうりのピクルス
きゅうりのピクルス

この記事で紹介するきゅうりのピクルスの特徴

  • きゅうりを大量消費できる
  • ワインビネガーで作る本格派ピクルス
  • 長期保存可能な保存食

きゅうりのピクルスは暑い夏の食欲増進が目当てで作ったのがきっかけでしたが、今では晩酌のおつまみとしても欠かせません。

きゅうりのピクルスといえば、ハンバーガーに入っているものを思い浮かべるかもしれませんが、あのピクルスはガーキンというきゅうりなんです。ガーキンはドイツ語で「きゅうり」ですが、ガーキン自体はメキシコ原産のきゅうりでして、日本のものよりだいぶ小ぶりで食感も異なります。ガーキンが手に入らなくても、日本のきゅうりでも美味しくピクルスを作れます。

きゅうりのピクルスのレシピ・作り方

<材料(900ml瓶)>

材料分量備考
きゅうり3本
A 白ワインビネガー250mlピクルス液
A 水250mlピクルス液
A 砂糖50gピクルス液
A 塩大さじ1(15g)ピクルス液
にんにく1片
唐辛子1本
ローリエ1枚
クローブ4粒なくても可

900mlの保存瓶にちょうど収まる分量です。材料Aはピクルス液になります。

<作り方>

  1. 保存容器や調理器具は煮沸消毒しておく
  2. きゅうりとハーブ類もさっと熱湯にくぐらせて、表面を殺菌消毒する
  3. ピクルス液を作るために材料Aを鍋に入れ、一煮立ちさせたら冷ましておく
  4. きゅうりを3等分して、さらに縦に4等分する
  5. きゅうりとハーブ類を保存瓶に詰め、冷めたピクルス液をヒタヒタに注ぐ
  6. 冷蔵庫で一晩置いたら完成

<動画>

レシピ動画はYouTubeの キッチンノート channel で公開中です。ぜひこちらの動画もご参考になさってみてください。

きゅうりのピクルスの実践

ここからは実際にきゅうりのピクルスを作っている様子をご紹介いたします。

消毒作業

保存瓶は沸騰したお湯に1分間入れて、煮沸消毒しておきます。また、きゅうりやハーブ類はさっと熱湯に通して、表面の菌を殺菌しておきます。最後にお湯を捨てるときに、まな板、包丁などの調理器具に熱湯をかけておきます。

保存瓶の煮沸消毒
保存瓶の煮沸消毒
きゅうりの表面を殺菌消毒
きゅうりの表面を殺菌消毒
ハーブ類を殺菌消毒
ハーブ類を殺菌消毒

空気中にも菌は舞ってますので、水気を切ったり放置する時は瓶の口を下にしたり、一時的にフタをしたりして菌が入らないようにしてください。

きゅうりのカット

きゅうりは3等分にしてから縦に4等分にカットします。もちろんお好きな形にカットしてもらって構いません。どんな切り方でも中までしっかり味は染み込みます。経験上、このサイズが使いやすく食べやすいのでそうしてます。

きゅうりを横に3等分にする
きゅうりを横に3等分にする
きゅうりを縦に4等分する
きゅうりを縦に4等分する

ピクルス液を作る

材料Aの白ワインビネガーと水、砂糖、塩でピクルス液を作ります。砂糖の量が多いと感じるかもしれませんが、砂糖は多めに入れたほうが美味しいと思います。またビネガーと同量の水で薄めないと酸っぱ過ぎるピクルスになってしまいます。あえて酸っぱくしたい場合は、ビネガーと水の割合を変えてみてください。

白ワインビネガー
白ワインビネガー
ピクルス液を沸騰させる
ピクルス液を沸騰させる

ワインビネガーの代わりに穀物酢を使ってもらってもピクルスを美味しく作ることができます。その場合は水の量の半分を白ワインにすると風味がでて美味しくなると思います。下記の記事で、穀物酢で作るピクルスのレシピをご紹介してますのでご参考ください。

瓶詰め作業

きゅうりが完全にピクルス液に浸かるようにしてください。空気に触れる部分があると、そこから腐敗しやすいので。また、塩漬けやオイル漬けと違って、ピクルス(酢漬け)は常温での保存だと痛みやすいので、必ず冷蔵庫で保存するようにしてください。

にんにく、赤唐辛子、ローリエ、クローブ
にんにく、赤唐辛子、ローリエ、クローブ
カットしたきゅうりとハーブを交互に重ねる
カットしたきゅうりとハーブを交互に重ねる
ピクルス液をひたひたになるまで注ぐ
ピクルス液をひたひたになるまで注ぐ

トウガラシはベランダ菜園した生の唐辛子を使いました。もちろん乾燥唐辛子でも大丈夫です。

クローブはなくても構いません。他にもお好きなハーブを加えてもらっても構いません。色々ためして、オリジナルのピクルスを作ってみてください^^

完成

以上できゅうりのピクルスの完成です!冷蔵保存で一晩寝かせて、翌日から食べられます。

きゅうりのピクルスの完成
きゅうりのピクルスの完成

日持ち

気になるきゅうりのピクルスの日持ちですが、冷蔵保存で1ヶ月ほどたったピクルスを食べても問題なかったです。食材や消毒の仕方、お酢の割合でも日持ちは違ってきますのであくまでもご参考程度になさってください。青唐辛子の酢漬けではなんと、1年も持ちました。

\青唐辛子の酢漬け/

実食

お酒のおつまみに、ソーセージときゅうりのピクルスを添えてみました!脂っこいソーセージとよく合いますね!食欲も進みますし、お酒も進んじゃいますよねー😙🍺

ソーセージときゅうりのピクルス
ソーセージときゅうりのピクルス

一晩置いただけですが味はしっかり染み込んでいて、ちゃんとピクルスができています。きゅうりの青臭さはまったく無く、ワインビネガーとローリエの香りが、西洋へと誘います。ピクルス一つあるだけで、まるでBARで飲んでる気分になれます♪

ビールの飲み過ぎや脂っこいものの取り過ぎには十分注意ですが、きゅうりのピクルスはお酒の肴にもってこいでした。これは間違いなく、お酒に合う料理としておすすめです!

きゅうりのピクルスでこんなことも

最後にきゅうりのピクルスでこんなこともできるという料理をご紹介します。

相性の良い料理

こちらは山芋のチーズ焼きをホットサンドメーカーで作ってみました。きゅうりのピクルスを添えるだけですが、チーズなどと相性が良いです。チーズの油っこさをきゅうりのピクルスが中和してくれる感じでしょうか。また、ピクルスの強烈な酸味のお陰で、他の料理では塩がいらなくなりますね。ピクルスを食べることで、減塩効果もあるのかな?なんて思ってます^^

下の記事では、きゅうりのピクルスを使ってチーズドッグを作ってみました。昔フレッシュネスバーガーで働いていたときによく作っていたレシピなのでお墨付きで美味しいです。

他にもきゅうりのピクルスはサルサソース混ぜ入れると美味しくなりますよ。

余ったピクルス液はポテサラに!

ピクルス液が余ったらぜひポテサラを作ってみてください。ヨーグルトと合わせてさっぱりとして食べやすい西洋風ポテトサラダができちゃいます!食べすぎても胃もたれせず、ピクルス液も捨てずに有効活用できて一石二鳥です。

きゅうりを使ったその他レシピ

今回ご紹介したピクルス以外にもきゅうりは色々な方法で保存できます。次の記事をご参考ください。 \きゅうりを使った柴漬もおすすめ/

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