青唐辛子の酢漬け・ピクルス
こんな方にオススメ。
- 青唐辛子を大量消費できるレシピ
- 長期保存(冷蔵で半年以上)が効く
- 唐辛子が使いきれないほど収穫できてしまった
- 唐辛子が大好き
- ピザをよく作る
青唐辛子の酢漬けのレシピ
<材料(900ml瓶)>
材料 | 分量 | |
---|---|---|
青唐辛子 | 100g | |
A 酢 | 200cc | ピクルス液 |
A 砂糖 | 60g | ピクルス液 |
A 塩 | 小さじ2 | ピクルス液 |
<作り方>
- 青唐辛子をお湯でさっと茹で殺菌して冷ます
- 青唐辛子を輪切りにし、煮沸消毒したビンへ詰める
- Aのピクルス液を鍋に入れ、一度沸騰させたら冷ます
- ピクルス液を青唐辛子が浸るまでビンに注ぐ ※1
※1 足りなければピクルス液を作って足すこと
青唐辛子の酢漬けの実践
青唐辛子の酢漬けを実際に作っている様子をご紹介いたします。夏の時期に出回る青唐辛子を安く買って「青唐辛子の酢漬け」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
青唐辛子の準備
10月になろうとしている頃、まだ青唐辛子が安く売られていたので大量に買ってきました。東北の方は唐辛子の熟す時期が遅めなのでしょうか?
青唐辛子の表面の菌を殺菌するため、沸騰した湯でさっと茹で、すぐに流水で洗って冷やします。茹ですぎてはいけません。
青唐辛子をカットします。カットするときは、唐辛子の辛味成分が肌を刺激しますので、手袋と眼鏡の着用を強くおすすめします!一度素肌のまま唐辛子をカットしたことがありましたが、大変な目にあいました。
煮沸消毒したビンに、青唐辛子を詰めます。空気中の菌が混入しないようにフタを被せておきましょう。
ピクルス液の用意
前回の青唐辛子の酢漬けで余ったピクルス液です。これも再利用します。
新しいピクルス液と古いピクルス液をまぜ、沸騰させます。沸騰すると、勢いよく吹きこぼれる可能性がありますのでご注意ください。 沸騰したら火を止め、しばらく放置して冷まします。
仕上げ
冷ましたピクルス液をビンに注いだら、青唐辛子の酢漬けの完成です!青唐辛子がしっかりピクルス液へ浸かるようにしましょう。
どうしても青唐辛子が浮いてきますので、写真のようにラップくしゃくしゃにして抑え込むとよいでしょう。
青唐辛子の酢漬けの日持ちですが、私が調理した限りでは1年ほど保存できました。しっかり除菌して冷蔵保存することが大事ですが、取り出すときにも必ずキレイなスプーンですくうようにしてください。
▼ こちらの保存瓶のように、重石がついていると青唐辛子が空気に触れずピクルス液にしっかり浸かるので、日持ちも長くなりそうです。
青唐辛子のピクルスを使った料理・アイデア
ピザ
作った青唐辛子の酢漬けは、ピザ生地から作ったピザの上にのせて食べるのが大好きです!ピザのチーズのまろやかさが青唐辛子の辛味を和らげてくれます。青唐辛子の酢漬けは、ハラペーニョのタバスコソースの代わりに使えます。
中華料理
他にも麻婆豆腐やラー油に入れてみたり、チャーハンに入れてみても美味しいそうです。とても簡単に作れて長期保存が可能ですので、ぜひ皆さんも試してみてくださいね!
柚子胡椒、ラーメン
▼ 青唐辛子を大量消費するレシピとしてはピクルス以外にも、「ゆず胡椒」や「青唐辛子ラーメン」を作ってみてはいかがでしょうか?ゆず胡椒はなんと、1年の長期保存が可能で結構簡単に作れちゃいます!
唐辛子のベランダ菜園
唐辛子を東京のベランダで育ててみました。日当たりの悪いベランダでしたが、唐辛子は病害虫に強く立派に実を実らせることに成功しました。
鷹の爪・ハバネロ
ベランダで菜園している唐辛子達もたくさんの実を付けています。このまま収穫すれば青唐辛子として食べることができます。赤くなるまで熟して酢漬けにしても美味しそうですね!
唐辛子は「内藤唐辛子」が有名だけあって、ここ東京でもよく育つんですよねー。日当たりの悪いベランダですが、病害虫が寄ってこないのでそれなりに実をつけて育ちます。鷹の爪やハバネロ、万願寺とうがらしなどの品種を育てて家庭菜園を楽しんでます^^
ハラペーニョ
こちらの記事ではハラペーニョを育てて料理に使ってみました!
ちなみに「ハラペーニョ」はメキシコを代表する唐辛子の品種の一つです。鷹の爪よりは辛くないのでそのままでも食べやすいです。
唐辛子の効用
唐辛子を食べるとダイエットになるって本当?
ところで唐辛子について調べたところ、唐辛子にはさまざまな効用のあることが分かりました。唐辛子の辛さ成分といえば「カプサイシン」ですが、このカプサイシンにはダイエット効果があることでも有名です。
カプサイシンは交感神経を刺激し、腎臓のとなりの副腎からアドレナリンを分泌させる働きがあります。アドレナリンとは「戦うか、逃げるか」のホルモンです。アドレナリンが分泌されると、すぐに身体を動かせるように、エネルギー源を血中に供給しておく働きがあります。具体的には、身体を緊急事態にそなえるために、肝臓に蓄えられたグリコーゲンを分解して血糖値を上昇、さらに脂肪組織で脂肪を分解して血中遊離脂肪値を上昇させるのです。
他にも、カプサイシンによって刺激された交感神経が、褐色脂肪組織という体内器官に作用して体脂肪を燃焼させます。
こういったことから、唐辛子にダイエット効果があると言われるのでしょうね。
唐辛子を食べて夏は涼しく、冬は温かく
また、唐辛子を食べると汗をかきますよね?これも唐辛子に含まれているカプサイシンに発汗作用があるためです。発汗作用と同時に、カラダを温める作用もあります。 ですから、唐辛子を夏に食べればいったんカラダは熱くなりますが、汗による気化熱で最終的にはカラダが涼しくなります。逆に冬に食べればカラダが温まります。ただし、汗をかいてしまうと気化熱でカラダが冷えてしまい逆効果ですので注意が必要です。
唐辛子で免疫力アップ
他にもカプサイシンには、胃や腸を刺激して食欲を増進させる働きがあります。 また唐辛子には、ビタミンCやカロチンが豊富ですので、風邪の予防や免疫力活性化につながります。コロナ渦の昨今、免疫力のつく唐辛子は最適な食べ物ではないでしょうか。もちろん、栄養があるからといって食べ過ぎは逆効果ですので注意しましょう。