小松菜の野沢菜漬け風

小松菜の野沢菜漬け風
小松菜の野沢菜漬け風

  • 野沢菜漬けを小松菜で代用
  • 発酵させて作る保存食・常備菜
  • 作り方は ザワークラウト と同じで簡単

小松菜の野沢菜漬け風のレシピ・作り方

<動画>

レシピ動画はYouTubeの キッチンノート channel で公開中です。ぜひこちらの動画もご参考になさってみてください。

<材料>

食材分量備考
小松菜適量
小松菜の重さの2%
鷹の爪2本輪切り

<作り方>

  1. 小松菜をよく洗い、5cm幅にカット
  2. ボウルに小松菜を移し重さを計り、重量の2%の塩と鷹の爪を入れるよく揉む
  3. ラップを引いて重石をし、そのまま2時間放置
  4. 煮沸消毒した瓶に③を汁ごと詰めていく
  5. 蓋を軽く開けたまま冷暗所で3日ほど放置
  6. 泡が沸々と出て酸味が出てきたら冷蔵保存で完成

小松菜の野沢菜漬け風の実践

ここからは実際に作っている様子をご紹介いたします。

小松菜の準備

小松菜をよく洗い、5cm幅にカットします。

5cm幅にカット
5cm幅にカット

小松菜の重量をちゃんと計量して、重さの2%の塩を加えます。水気はそれほど気にしなくて大丈夫です。2%にすることで植物性乳酸菌による発酵が進み、腐らずに長期保存可能になります。また塩分濃度も2%で低めですので、とても食べやすい塩加減になります。

重量の2%を加える
重量の2%を加える
よく揉む
よく揉む
押しつぶすように揉む
押しつぶすように揉む

よく揉んだあとはラップを敷いて重石をします。重石がなければ写真のようにペットボトルや鍋に水を入れて代用できます。このまま小松菜から水分が出るまで2時間ほど放置します。1時間経過したところで途中でかき混ぜると満遍なく水分が出るかと思います。

重石をする
重石をする

2時間後

2時間後、水分がたくさん出ました。この汁は絶対に捨てないでください。

2時間後
2時間後

保存瓶はあらかじめ煮沸消毒しておきます。すりこぎなどを使って押し詰めるように保存瓶に詰めていきます。

瓶詰め作業
瓶詰め作業

小松菜から出た汁も注ぎ、小松菜が水に浸るようにします。もしも水分が足りない場合は、塩分濃度2%の食塩水を作って足してください。小松菜が空気に触れるとカビが出やすくなったり、腐りやすくなりますので注意しましょう。また、発酵によるガスが発生しますので、フタは軽く閉める程度にしておいてください。

汁を注ぐ
汁を注ぐ

常温の冷暗所でそのまま放置します。季節や気温によって発酵の進み方は変わりますので、その時々で時間調整してください。今回は6月の気温26℃くらいの室内で3日放置しました。

3日後、仕上げ

3日後の様子です。写真のように乳酸菌による発酵が進むと泡が沸々と湧いてきます。ひとつまみして味を見て、酸味がほんのりと出ていれば成功です。その後は蓋を閉めて冷蔵庫で保存します。冷蔵庫の中でゆっくりと発酵が進んで、1週間後くらいから食べごろになります。

3日後
3日後

完成した小松菜の野沢菜漬け風は、日々のご飯のお供にどうぞ。小松菜は鉄分も豊富ですし常備菜としても最高です!

日持ち

同じ要領で作れる ザワークラウト は、余裕で半年以上保存可能でしたので、小松菜漬けもかなり長期保存可能で来そうです。私の方で3週間は食べられることを確認してますが、くれぐれも自己責任でお願いいたします。

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