干し椎茸(どんこ)の作り方・レシピ|椎茸の大量消費・保存食

干し椎茸(どんこ)の作り方・レシピ|椎茸の大量消費・保存食
干し椎茸(どんこ)の作り方・レシピ|椎茸の大量消費・保存食

スーパーなどで売っている干し椎茸、いわゆる「どんこ」ですが高いですよねー。美味しいのは分かっているのですが、気軽には手を出せないお値段。そこで生の椎茸を干し、自分で「どんこ」を作れるか試してみました。見事に成功しましたので、その作り方をご紹介いたします。

干し椎茸のレシピ・作り方

<材料>

食材分量備考
椎茸好きなだけ国産

椎茸の産地にこだわれるのも、自分で干し椎茸を作るメリットですね。

<作り方>

  1. 椎茸の半量は薄くカットしておくと、料理で使いやすい
  2. 干し編みで2日ほど風通しの良いところで干す(天日干しでなくても構わない)
  3. 完全に水分がなくなったら乾燥剤と共にジップロックへ入れ、冷蔵保存する

<動画>

レシピ動画はYouTubeの キッチンノート channel で公開中です。ぜひこちらの動画もご参考になさってみてください。

干し椎茸の実践

ここからは実際に作っている様子をご紹介いたします。

傘の開いてない生の椎茸を購入しました。椎茸の半分はスライスして、他は丸ごと干し網で干してみました。

生の椎茸
生の椎茸
スライスする
スライスする
干し網で干す
干し網で干す

気温が34度を超える真夏日です。ベランダの日陰ですが、風通しもよく、湿度も50%ほどです。24時間後、スライスした椎茸は見事にパリパリに乾燥してました。丸ごと干した椎茸は少し水分が残ってるようで、もう少し干すことにします。

1日後
1日後
1日後
1日後

2日後です。ちょうど48時間経ちました。丸ごと干した椎茸もカラカラに乾燥したようなので、ここで干し網から引き上げます。

2日後
2日後
2日後
2日後

干し椎茸は乾燥剤と共にジップロックへ入れ、空気を抜いて密閉します。どうしても自作の干し物は常温だとカビが生えやすいです。なので冷蔵庫へ入れて保存することをお勧めいたします。

乾燥剤と共にジップロックで密閉する
乾燥剤と共にジップロックで密閉する

すぐに食べ切ってしまうので、日持ちのほどは分かりません(笑)でも、冷蔵保存であればかなり持つのではないでしょうか。

使うときは、1時間くらい前に水で戻すだけです。あとはいつも通りの椎茸として料理にお使いになれます。

水で戻す
水で戻す

さっそく、自分で作った干し椎茸で炊き込みご飯を作ってみました。椎茸の甘味と香りを楽しむためにも、調味料はシンプルに醤油だけで作ってみました。

調味料は醤油だけ
調味料は醤油だけ

生の椎茸よりも香りが立って甘味も増しています。干し椎茸、大成功でした!

炊き込みご飯
炊き込みご飯

「どんこ」とは

「どんこ」とは、傘が開く前の椎茸を乾燥させたものになります。傘が開く前の椎茸は、味が良くて弾力があり、歯ごたえがあります。 Wikipedia によれば、干し椎茸の厚さの厚い順から「冬茹(どんこ)」「香茹(こうこ)」「香信(こうしん)」と呼ばれるそうです。

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