プルプル茶碗蒸しの作り方・レシピ|シェラカップと陶器での蒸し方

プルプル茶碗蒸しの作り方・レシピ|シェラカップと陶器での蒸し方

茶碗蒸しをシェラカップと陶器の器で作ってみました。先日作った「かぼちゃプリン」よりも蒸し方がシビアで難しかったのですが、なんとかプルプルに固まりました。そこらへんのコツもお伝えできればと思います。

また具材には秋の味覚として栗や銀杏も入れてみました。自分で料理するからこそできる、ぜいたくな茶碗蒸しでございます^^ ぜひご参考になさってみてください。

茶碗蒸しの材料(2人分)

食材 分量 備考
1個
だし 150ml 卵の3倍
醤油 小さじ1/3
みりん 小さじ1/2
A 鶏もも肉 適量
A 干ししいたけ 1枚
A 銀杏 適量
A 栗 適量
ミツバ 少々

だしはこちらの記事で作った「煮出して作る昆布だし」を使いました。

茶碗蒸しの作り方

  1. 卵を泡立てず、静かにかき混ぜる
  2. ①にだし、醤油、みりんを加えて静かに混ぜる
  3. ②をザルで漉す
  4. 容器に具材Aを入れ卵液を注ぎ、最後にミツバを乗せる
  5. アルミホイルでフタをし、沸騰させた蒸し器で弱火で15〜20分蒸す
  6. 時間が経ったら茶碗蒸しの様子を見て、ゆるいようだったらもう少し蒸す
  7. プルプルな状態になれば火を止め、そのまま10分ほど余熱で火を通す
  8. 茶碗蒸しを取り出し、10分ほど放置して粗熱を取ったら完成

茶碗蒸しの実践

具材は多く入れすぎないようにご注意ください。卵が上手に固まらなくなります。また、具は少なめの方がありがたみも感じられますし、だしの香りも活かされますので。

卵は70℃以上になると固まり始めるので、その辺りの温度を維持して蒸し上げるとプルプルの食感に仕上がるようです。

卵を泡立てないように静かにかき混ぜます。

卵をかき混ぜる
卵をかき混ぜる

昆布だし(煮出し)の取り方・レシピで作った昆布だしを加えます。他にも、しいたけのもどし汁、醤油、みりんを少々加えました。

昆布だしを加える
昆布だしを加える

茶碗蒸しの具は、鶏もも肉、かまぼこ、干ししいたけをはじめ、栗、銀杏、ミツバを入れました。お好みの具をお入れください。

茶碗蒸しの具
茶碗蒸しの具

器に具を入れます。具を入れすぎるとキレイに蒸し上がりませんので、少なめに入れましょう。「かぼちゃプリン」の時と同様に、シェラカップと陶器の器で作ってみました。

器に具を入れる
器に具を入れる

卵液を注ぎます。ここで卵液をこし器にかけるともっと仕上がりが良くなると思います。

卵液を入れる
卵液を入れる

最後にミツバを乗せます。

ミツバを乗せる
ミツバを乗せる

蒸す準備が整った
蒸す準備が整った

アルミホイルでフタをしたら、沸騰させておいた蒸し器にセットします。

茶碗蒸しをセット
茶碗蒸しをセット

フタをして弱火で15分〜20分蒸します。シェラカップ(チタン製)ですと15分程度、陶器の器ですと20分程度時間がかかりました。

蒸し中
蒸し中

途中で固まり具合を確認して蒸し加減を調整してください。シェラカップと陶器では火の通り方がずいぶん違うので注意が必要でした。プリンの場合は固まりすぎて困ることはないのですが、茶碗蒸しだとプルプル感が大事になりますので蒸し加減に気をつけましょう。

固まり具合を確認
固まり具合を確認

火を止めたら、蒸し器の中でフタをしたまま10分余熱で火を通します。その後取り出したら、さらに10分置いて粗熱を取ります。これで茶碗蒸しの完成です。

こちらはシェラカップで作った茶碗蒸しです。

茶碗蒸しの完成
茶碗蒸しの完成

こちらは陶器の器で作った茶碗蒸しです。

茶碗蒸しの完成
茶碗蒸しの完成

ご覧の通りプルプルで大成功でした。ほんのり甘くだしの効いた茶碗蒸しに仕上がりました。具材ひとつひとつが味わい深く、優しいお味でした。

茶碗蒸しの実食
茶碗蒸しの実食

茶碗蒸しの動画

レシピ動画はYouTubeの キッチンノート channel で公開中です。ぜひこちらの動画もご参考になさってみてください。

記事に関するご質問などがあれば お問い合わせ までご連絡ください。
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