Bawlooのホットサンドメーカーを磨いてみた
真っ黒に汚れが付着したBawlooのホットサンドメーカーをスチールウールなどを使ってピッカピカに磨いてみました。この記事では、磨き作業の様子をご紹介いたします。
Bawlooのホットサンドメーカーは、アルミダイキャスト素材で樹脂塗装されているモノです。本記事で紹介する磨き方は、元々の樹脂塗装も剥してしまうため推奨はできません。もしも本記事をマネして磨く場合は、各自自己責任でお願いいたします。
▼ Bawlooのホットサンドメーカーを磨いてみた様子は、下記の動画でご覧いただけます。
使ったもの
はじめに使ったものを紹介します。
ホットサンドメーカー
こちらのBawlooのホットサンドメーカーを使用しました。
スチールウールたわし
スチールウールたわしを使いました。ボンスターが有名ですが、100均のモノを使いました。
ワイヤーブラシ
細かい部分を磨くにはワイヤーブラシが効率良く磨けます。持ち手が握りやすいものをおすすめします。
クリームクレンザー
クレンザーがあるとキレイに速く磨くことができます。
ゴム手袋
ゴム手袋を使った方が安全に作業できます。その際は厚手のものを使いましょう。
耐水ペーパー(紙やすり)
仕上げに1000番と2000番を使いました。選ぶなら耐水性のあるものが良いでしょう。
ホットサンドメーカーを磨く作業(前半)
磨く前のホットサンドメーカーの状態がこちら。キャンプ場では使用せず、家でのみの使用ですが年季が入った感じになってます。これはこれで味かも知れませんが、磨いたらどうなるんだろうという好奇心には勝てませんでした(笑)
まずはスチールウールのみで磨き始めました。スチールウールだけでも写真のように汚れを落とすことができます。
しかし、すぐにスチールウールがダメになり効率が悪そうなので、クリームクレンザーを加えました。
文字部分の凹凸は、スチールウールではなかなか磨けません。そこでワイヤーブラシを使って磨くことにしました。
ワイヤーブラシは細かいところを磨くには大変便利です。
磨いてから1時間半ほど経ったでしょうか。ようやく片面を磨き終えました。正直かなり大変でした。
もう後には引けないので裏面も磨きたいのですが、体力と気力を消耗し切ったので残りは後日磨くことにします。
また、この日に指を怪我してしまいました。作業するときは厚手のゴム手袋をおすすめします。マネする方はケガなど十分にご注意ください。
ホットサンドメーカーを磨く作業(後半)
それから一週間後です。指の怪我も良くなったので、裏面を磨く作業を開始しました。
ワイヤーブラシにスチールウールをくっ付けて磨くと、持ち手ができてなかなか便利でした。磨くコツをだいぶ習得できました。
ゴム手袋を最初からすれば良かったです。手の負担も和らぎますし、滑り止めにもなります。
裏面は1時間ほどで磨き終えました。
耐水ペーパーで仕上げ
ワイヤーブラシやスチールウールだけですと面が粗いので、手持ちの耐水サンドペーパーで仕上げることにしました。#1000と#2000を使いました。
写真の通りピカピカのアルミが剥き出しになり、とてもキレイです。
磨く前と磨いた後の比較です。
この状態で使っていくのも良いのですが、アルミは酸化して黒ずんでいくと予想されます。そこで、あえて酸化させて皮膜を作ってみることにしました。酸化皮膜は決して悪いものでなく、アルミ自身を保護するモノです。ただ一部分だけ黒ずんでしまうと見た目も悪いので、全体を酸化させます。
アルミを酸化させる
酸化皮膜を作るには、沸騰したお湯に浸せば簡単に作れます。アルミと水が反応して水酸化アルミになり、さらにそこへ水中の鉄分やカルシウム等のミネラル分が吸着して黒ずむようです。寸胴鍋やアルミパンでも黒ずむアレです。この黒ずみは「アルミの黒変現象」と呼ばれ、アルマイト加工は人工的に酸化皮膜を厚くしたものだそうです。
一瞬で銀色だったアルミ表面が黒ずみました。せっかくピカピカに磨いたのにもったいない気もしましたが、これはこれで気に入ってます。
また汚れて黒くなっていくでしょうけど、とても良い経験になりました。