冷めても美味しい!おいなりさん(いなり寿司)の作り方・レシピ
この記事では、おいなりさん(いなり寿司)の作り方をご紹介いたします。おいなりさんを作るときは「お揚げを炊く工程」と「すし飯を作る工程」に分けて調理します。手間はかかりますが、一度に大量に作って作り置きもできる料理なので、ぜひチャレンジなさってみてください。自分で作るおいなりさんは、スーパーやお惣菜屋さんでは味わえないプライスレスな美味しさですよ^^
おいなりさんの材料(2人分)
食材 | 分量 | 備考 |
---|---|---|
油揚げ | 4枚 | |
A だし汁 | 150ml | |
A 砂糖 | 大さじ3 | |
A 醤油 | 大さじ1.5 | |
ご飯 | 1合分 | |
B お酢 | 大さじ1 | 米酢 |
B 砂糖 | 大さじ1/2 | |
B 塩 | 少々 | |
白ごま | 少々 |
おいなりさんの作り方
- 油揚げを熱湯で2分茹でて油抜きをし、ザルにあげたら流水で洗ってから水気を絞っておく
- 油揚げを半分にカットして、中を開いて袋状にしておく
- 材料Aを鍋に入れて沸騰させ、油揚げを加えて10分煮たらそのまま冷めるまで置いておく
- 温かいご飯に、材料Bを加えてよく混ぜ合わせてすし飯を作ったら、白ごまを混ぜ合わせる
- ③に④を詰めたら完成
おいなりさんの実践
ここからは実際においなりさんを作っている様子をご紹介いたします。
お米の準備
今回は1合分のお米を用意しました。油揚げは4枚でちょうど良かったです。150gのお米を土鍋に入れ、水を注ぎ、軽く混ぜたらすぐに捨てます。最初の水は吸収されやすいので、できるだけ良い水を使ってください。その後、手のひらで軽く握るようにしてお米を研いでいきます。キュッキュッと音が変わるまで研いだら、水で洗い流し、ザルに上げて10分間水切りをしておきます。 水切りをすることで、お米同士がくっつきにくくなり、ふっくらと美味しいお米を炊くことができます。
水切りしたお米を土鍋へ戻し、お米の重さの1.2倍の水(180ml)を入れ、30分ほど浸水させておきます。
その後、通常通りお米を炊き上げます。私が使っている土鍋は1合炊ける小型のものです。土鍋を沸騰させたら15分蒸しておくだけでお米が美味しく炊き上がります。20分程度でお米が炊き上がるのでとても便利ですよ^^
油揚げの下処理(油抜き)
油揚げを熱湯で2分ほど茹でて、油抜きをします。油抜きをすることで、油の臭みが取れ、さらに味が染み込みやすくなります。茹でたらザルにあげ、流水で軽く洗います。洗った油揚げは手でぎゅっと優しく絞り、水切りをしておきます。
油抜きした油揚げを半分にカットします。
半分にカットした油揚げの中を、開いていきます。油揚げの皮を破らないよう、ゆっくり優しく行いましょう。
油揚げの味付け(お揚げ)
材料Aのだし汁、砂糖、醤油を鍋に入れ一煮立ちさせたら、油揚げを敷き詰めます。アルミホイルなどで落し蓋をしながら、両面を合わせて10分ほど炊きます。 途中で煮汁が足りなくなりそうな場合は、材料Aを足してください。
写真の通り、濃いキツネ色になって美味しそうなお揚げが出来ました^^
すし飯をつくる
材料Bの調味料をよく混ぜ合わせておき、すし酢を作っておきます。お米が炊けたら温かいうちにすし酢を加え、切るようにしてよく混ぜます。この時うちわであおぎながら作業すると、お米がねばねばせずに、美味しいすし飯に仕上がります。さらに白ごまを加えてよく混ぜ合わせたら、すし飯の完成です。
▼ 寿司桶が無かったのでおひつで作業しましたが、できればさわらでできた平たく大きめの寿司桶があると便利ですね。
おいなりさんの仕上げ
すし飯が人肌になるくらいまでおいたら、お揚げにすし飯を詰めていきます。お米1合で4枚の油揚げを使いましたので、合計で8個のおいなりさんができる計算です。
以上でおいなりさんの完成です!少し手間はかかりますが、自分で作ったおいなりさんは最高に美味しかったですよ!温かいうちに食べても、冷めてから食べても美味しくいただけます^^
おいなりさんの動画
レシピ動画はYouTubeの キッチンノート channel で公開中です。ぜひこちらの動画もご参考になさってみてください。