かぶをタネから土壌栽培と水耕栽培で育てる【東京ベランダ菜園記録】
かぶをタネから土壌栽培と水耕栽培で育てる【東京ベランダ菜園記録】
1日目 水耕栽培タネまき (9/6)
土壌栽培と一日ズレてしまったが、本日セルトレイにバーミキュライトを敷き詰めて、1つのセルに4、5粒程度のかぶのタネを撒いた。
3日目 発芽 (9/8)
一日タネまきの早い土壌栽培の方が、当然芽が出るのが早かった。
かなりタネをばら撒きすぎて反省。
これから水耕栽培となるセルトレイの方も発芽してる。かぶはかなり発芽率が良いことが分かった。
4日目 間引き (9/9)
土壌栽培のプランターで、土一面を覆ってしまったので間引くことにした。
またセルトレイの水耕栽培を開始した。
小さなプランター容器にポリ袋を被せ、液肥を入れている。
S字フックを使うことで、ベランダの手すりにうまいこと取り付けることができた。
簡単に取り外すこともできるので、台風などでの移動も楽にできる。
25日目 比較3、追肥 (9/30)
写真だとわかりにくいが、左の土壌栽培の方が成長が早くなってきた。
葉の大きさが水耕栽培のものより大きいのだ。
土壌栽培のプランターの方が、日当たりの条件が少し良いのでそれもあるかもしれない。
土壌栽培のかぶは昨日少しだけ間引きをしてある。
またこの日、化成肥料20gの追肥を行った。
31日目 土壌栽培の間引き (10/6)
今までに何度か間引いてきた土壌栽培のかぶだが、すぐに成長してごちゃごちゃしてくる。なので今回は最終間引きとして、本気で間引くことにした。
本当は教科書通り、小かぶができたら間引き収穫して、中かぶができたらさらに間引き、最後に大かぶへといった感じで育ててみたかった。
しかし私の育てたかぶは、根元あたりが曲がっているのばかりだ。
このままではちゃんと育たなそうと判断し、植え替えることにした。
まだ根が太っていないので、植え替えても大丈夫そうと判断。
いったんかぶを抜いて、土に指で深く穴を開け、根元まで土がかぶるよう植え替えた。
摘み取ったかぶの葉は、ごま和えにして美味しくいただいた。
それにしてもアブラナ科の若葉は、お浸しにすると味の区別がつかない。
38日目 土壌栽培その後、水耕栽培間引き (10/13)
前回、土壌栽培のかぶを植え直したが、かぶには負担だったようでいくつか葉っぱがしおれてしまった。
それでも、新葉が出てきたりしてだいぶ持ち直した。
そしてなんと、根元がかぶらしくなってきたものを発見!
かぶの赤ちゃんといった感じで可愛らしい。
一方、成長の遅い方の水耕栽培のかぶもだいぶ密集してきたので間引くことにした。
やはりこちらのかぶも根元がぐにゃりと曲がっていて、状態がよろしくない。
土寄せをしたいところだが、セルトレイにバーミキュライトをいっぱいに敷き詰めているのでこれ以上は難しい。少しこのまま様子を見ていく。
62日目 アブラムシ退治 (11/6)
秋になってからアブラムシが大量発生するようになった。
かぶだけでなく同時に栽培しているオクラやチマサンチュ、白菜などにも発生している。
手作業で駆除するのは大変なのでホームセンターでも買える、市販の薬品を使ってみることにした。
効果は抜群で、ベニカベジフルスプレーを使ったあとは、アブラムシが新たに発生することがなくなった。
70日目 (11/14)
土壌栽培のかぶはこんな感じ。
1つだけかぶの実が成長しているが、その他は実が出てこない。
移植し直した時に、土に深く埋めすぎだったのだろうか?
こちらは水耕栽培のかぶ。
一度しおれた葉っぱも、ずいぶんキレイに伸びてきた。
しかしかぶの実はまだみられない。
かぶ (蕪、鈴菜)の特徴
項目 | 内容 |
---|---|
別名 | 蕪、鈴菜 |
学名 | Brassica campestris var. rapifera |
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
原産地 | 中央アジア、ヨーロッパ西南部 |
英名 | Turnip |
来歴 | 中国から渡来。「日本書紀」に掲載あり。 |
栄養 | アミラーゼ、βカロテン、ビタミンC、B1、B2、カルシウム、グルコシノレート。 |
保存法 | 葉を切り分ける。葉はぬれた新聞紙で包み、根はポリ袋に入れて冷蔵保存。 |
料理 | 煮物、漬物、干物 |
タネまき | 8月下旬〜10月上旬 |
収穫日数 | 30〜60日。 |
肥料 | 元肥と20日おきに追肥。 |
水やり | 土の表面が乾く前にこまめに水やり。 |
その他 | カブは地上で肥大化するので、標準プランターでよくできる。間引き収穫しながら、小カブ、中カブ、大カブと楽しめる。 |